最近、トワイライトネタを書いていないのでそろそろと思っているのですが、ネタがりません。
今日は、「東海道新幹線を走った阪急電車」としました。
結構有名な話ですのでご存知の方も多いと思います。
東海道新幹線の線路を初めて営業運転に使用したのは国鉄ではなく、阪急電鉄です。昭和38年のことでした。
当時地上を走っていた阪急京都線の一部に並行する形で東海道新幹線を建設しました。阪急もこの際同時に高架にしようということになりましたが、先に建設が完了している新幹線の線路を通すことによって阪急の高架を一気に完成させるというものでした。両者とも標準軌(1,435mm)だからこそできたことです。
手順は、阪急京都線から完成した東海道新幹線までアプローチ線を建設しました。そして、新幹線の電源は交流25,000ボルトですが、阪急に合わせて直流1,500ボルトの電圧をかけ、途中駅3駅を新幹線の線路上に仮設しようやく阪急電車が走れる環境となりました。
新幹線開業前に阪急電車が新幹線の線路で営業運転をしていたという昔話でした。
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