アマチュア無線業務日誌
ブログ本文記事はこの下からです。
HRDLOGにアップロード済み最新30局分のログです。
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先日VPNの話題を記事にしました。
今日はその派生の話です。
今日も文系的にざっくり行きます。(笑)
本来VPNはトンネリングの技術で、離れた場所にあるデバイスを専用線やインターネットを介してあたかもローカルLANでつながっているかのように使うことが主でした。
今日紹介するのはその簡易版。
アメリカのPolkastというサービスです。
クライアントソフトもダウンロードページも日本語ですのでご安心を。
しかし扱いやすくてインターフェースも優れていて安全です。
概要を紹介しますと、パーソナルクラウドという位置付けになっています。
クラウドはどこかにサーバーがあって、クラウドサーバーにファイルをアップロードします。
そのサーバー上のファイルを各デバイス間で同期します。
クラウドサーバーにファイルが保管されているのでいいように思えますが、サーバーの容量が制限されていたりローカルファイルとのバージョンの競合が
起こって意図しない更新がされてしまうこともあります。
ただし、PCが壊れてもファイルがクラウドサーバーに保存されているので常時バックアップを取っているような感覚で使うことはできますから便利です。
パーソナルクラウドと銘打っているのは、自分のローカルPCそのものをクラウドサーバーにしてしまおうというものです。
モバイルデバイスではファイルを持たずにVPNのようにPCのファイルを操作します。
どこかのサーバーにファイルをアップするわけではないので容量に制限はありません。
いわば自分のPCのHDD容量が制限と言えるかもしれません。
自分のPCとは直接接続するのが基本ですが、回線状態が悪い時にはサーバーが中継してくれます。
これが先日紹介した公開VPNと似ていますね。
全ての通信はSSLで暗号化されていますので安心です。
印象としてはVPNを利用したリモートコンピューティングのような感じです。
ただ、難しい設定が必要なく、写真、動画、音声が格納されているフォルダが自動的に選択されていますので、外出先で使用するだろうファイルを難なく使えます。
また、ストリーミング再生にも対応していますので、ネットにつながってさえいればPC上の音楽ファイルや動画ファイルを再生できます。
もちろんダウンロードしてモバイルデバイスローカルで再生することも可能です。
ファイルやフォルダはPC側で任意に追加したり外したりできますので、慣れれば自由度は高いです。
また、先日紹介した公開VPNと重ねて使用できます。
つまり公開VPNを経由してローカルPCに接続できるので秘匿性はかなり高くなります。
公開VPNに接続している(通知領域の鍵マーク)
モバイルデバイス---WiFi---公開VPN---Polcast---ローカルPC
このような接続にするとさすがに若干遅いですけどね。
検証のためにあえてVPNを重ねましたが、SSLで暗号化しているので無理にやらなくてもいいんですけどね。
PolkastでローカルPCに接続したところ(公開VPNを介しているのでリレー接続になっている)
このシステムはPC1台に対してモバイルデバイス5台まで「1対多」で接続でき完全無料です。
将来は「多対多」の接続もできるようになり、そのような接続は有料になる可能性がアナウンスされています。
自宅ローカルPCの写真を保存しているフォルダを閲覧しているところ
モバイルデバイスに写真ファイルはありません。サムネイルを見ているだけです。
詳細はPolkastジャパンのページで。