禁断の駅弁購入術…と大風呂敷を広げてしまいましたが、何のことはありません。自力で購入する以外の方法を考えただけです。
?デパ地下を利用する
大丸の地下に淡路屋があるように、百貨店の食料品売り場では様々なお弁当やお惣菜を販売しています。
梅田の阪急百貨店では、なだ万等の有名料亭も入っています。これらのデパ地下でお弁当を購入するのも「舌鼓を打つ」という観点からはいいのではないかと思います。駅弁調製業者ではない限り、厳密に駅弁とは言えませんが・・・。
?ホームまで配達してもらう
ホームまで配達してもらうということは、トワイライトのデッキまで配達してもらうということなのですが、これは微妙です。
米原の井筒屋のようにホームページ上に米原駅ならば○号車のデッキまで配達してくれると明記してある親切な調製業者もあるのですが、ほとんどはお取り置きくらいしか明記していません。
調製元に直接交渉することになるのですが、駅弁に詳しい友人の話だと、たいていの場合はOKだそうです。そうすれば、時間帯にもよりますがほとんどの停車駅で駅弁購入が可能ということになります。
以前は期間限定試行で公式にお座席宅配サービスというのを西日本の駅でやっていたそうですが、現在は行っていません。現在でも和歌山駅でくろしおやオーシャンアローには座席まで持ってきてくれるそうです。
?ダイナープレヤデスを利用する
この方法は、使いたくないのですが、実際に目撃してしまいました。
以前に、下りに乗車した時に車内探検のために9号車車端部付近にいました。オハネフの車掌室で車掌とダイナープレヤデスのクルーが何やら相談しています。お客さんが、停車時間が短いことを知らず、どうしても富山のますのすしを食べたいとの要望を車掌に言ったそうです。ダイナープレヤデスのクルーは、さっそく富山駅の調製元に電話連絡して無事富山からの積み込みの手配を済ませたというものでした。
実際、車内販売が乗務している特急列車にはよくある話で車販用のお弁当が足りなくなりそうであれば、途中駅から積みこむはよくあります。しかし、トワイライトは車販でお弁当は販売していません。車内調整のプレヤデス弁当だけです。そういった意味でも、確かにダイナープレヤデスのクルーはそんなことは慣れていると思いますし、車掌も何とかしてあげたいという「気持ち」でクルーに相談したのでしょうが、本来業務の範疇を超えて依頼するのは個人的にはどうかと思います。上りの青函トンネル弁当は初めから積み込み予定ですので何の問題もありませんが、それ以外の駅からの積み込み依頼は躊躇してしまいます。もちろん、その乗客も買えないんですかねぇ程度の相談だったのかも知れませんが・・・。
個人的に?は禁じ手です。この辺の事情は、今度クルーに聞いてみようと思いますが、決して出来ないとは言わないでしょうから聞き方も考えないと駄目だなぁ。
最終回は、「トラベルミステリー」~トワイライトを追え!~です。
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