上りトワイライトが取れて下りが取れない場合の札幌入りのパターンを複数考えてみました。
?日本海1号ルート
このルートは日本海1号にA寝台個室が連結されているので比較的楽なルート。札幌に1泊する必要があるが、札幌や小樽散策ならちょうどいい時間。変形で函館で途中下車して急行はまなすか、函館で1泊して翌日の始発の特急スーパー北斗1号に乗車する方法もある。盲点だったのは、函館から北斗星1号は立席特急券で乗車できるということ。札幌到着はスーパー北斗1号よりも1時間しか早くないが、北斗星に寝台券なしで乗れるのは1号の函館-伊達紋別間乗車だけ。
また、大阪1842サンダーバード43号でも金沢以遠で日本海1号を捕まえることができる。(日本海1号が加賀温泉で停車中にサンダーバード43号が通過する)
大阪1747日本海1号
青森0832/0857白鳥45号
函館1049/1100スーパー北斗7号
札幌1417 ?日本海3号ルート
このルートのA寝台は開放型で個室は連結されていない。朝寝坊にはいいと思うが、札幌まで個室に乗ることはできない。そのまま乗り継いでも札幌に夕方到着なので足を延ばすことは困難。函館で途中下車して急行はまなすか、翌日の特急スーパー北斗1号や北斗星1号の立席に乗り継ぐ変形技は日本海1号ルートと同様に可能。
大阪2053サンダーバード49号でも敦賀以遠で日本海3号を捕まえられる。(日本海3号が敦賀で長時間停車中にサンダーバードが先に発車する)
大阪2017日本海3号
青森1148/1156白鳥3号
函館1358/1413スーパー北斗13号
札幌1729 ?日本海縦貫線+急行はまなすルート
日本海縦貫線を経由するルートで唯一札幌に1泊を必要としないルート。青森までは複数のルートが考えられるが新潟から特急いなほ7号に乗車するのが特急料金が一番お得。新潟までは急行きたぐにを利用すると新潟散策ができる。サンダーバード+北越だと時間の無駄がないが、乗りっ放しになるので疲れに注意。急行はまなすはB寝台か、カーペットカーに乗車することが前提。でないと、本当に疲れそう。山形新幹線・秋田新幹線・上越新幹線を利用する変形技を利用しても結局いなほ7号に接続しなければならない。
このルートは難しく、サンダーバード+北越でもかなりの待ち時間ができてしまう。北越といなほを新潟で乗り継ぐと運賃と料金が若干高くなる。北越を新津で降りて新発田まで普通列車で行き、そこからいなほに乗り継ぐのがセオリーか?しかし、どうせ待つならばやはり急行きたぐにで新潟に行ったほうがいいかも?
大阪0741サンダーバード3号
金沢1024/1035北越3号
新津1404/1446羽越本線普通
新発田1446/1610いなほ7号
青森2201/2245急行はまなす
札幌0607
?新幹線+急行はまなすルート とにかく、急行はまなすに最短時間で到達するルート。のぞみ・はやて・白鳥と最短で乗り継ぐルート。疲れの度合いは一番少ないと思うが、面白みに欠ける。東海道新幹線の区間を在来線夜行列車(急行銀河、サンライズ、ムーンライトながら等)に変更するルートも考えられる。
新大阪1510のぞみ92号
東京1746/1756はやて29号
八戸2059/2118つがる29号
青森2218/2245急行はまなす
札幌0607 ?あけぼのルート
東海道新幹線で東京まで、上野から特急あけぼのに乗車するルート。青森到着が日本海1号と3号の間なので道内での行動が中間的な性格を持つ。あけぼのはゴロンとシート(B寝台を普通車指定席として発売。寝具がないだけで普通のB寝台と同じ)があるので指定席特急料金で利用できるのもうれしい。もちろん、A、B寝台個室もある。
大阪からワイドビューしなの9号→あずさ20号と乗り継ぎ新宿に達することにより上野までのルートをすべて在来線とすることもできる。
新大阪1710のぞみ96号
東京1946/1957京浜東北線
上野2004/2145あけぼの
青森0955/1000スーパー白鳥95号
函館1202/1225スーパー北斗9号
札幌1543
?北斗星ルート
下りトワイライトが取れない場合に真っ先に検討しなければならないのはこのルートかもしれない。しかし、慢性的な満席状態のため検討だけで終わる可能性が高い。1号でも3号でも札幌に宿泊の必要はなく、そのまま上りトワイライトに乗ることができる。関西を遅く出なければならない場合は、1号を盛岡で、3号を仙台で捕まえる方法もある。
?羽田千歳乗継ルート 羽田-新千歳の航空運賃が極端に安いスカイマークかエアドゥーを利用する方法。この場合、航空ダイヤに合わせる必要があるが、おおむね急行銀河で対応可能。航空ダイヤによってはサンライズでも可能な場合もある。ムーンライトながらであれば1番機にも対応可能。横浜から京浜急行に乗り継ぐ場合は必ず事前に京浜急行の乗車券を確保すること。JRの乗車券だけだと乗り継ぎ改札を通れず、いったん改札を出て京浜急行の乗車券を買いなおす羽目になる。品川では改札内で京浜急行の乗車券が買うことができたと記憶している。京浜急行の乗車券は旅行会社で発券可能。
?飛行機で直行ルート 関西・伊丹・神戸から直行する方法もあるが、スカイマークの神戸-羽田と羽田-新千歳を乗り継ぐほうが安くなる場合が多い。航空運賃は割引制度が数多くあるので一概には言えないが、トワイライトが取れた段階で航空券を押さえられる場合には何らかの割引があるのではないだろうか?
?青函航路+北斗星1号利用 ルート自体ははまなすルートと同じだが、はまなすが取れない場合の救済ルートとなる。青函航路は3社が運航しているが、これを使えば青森に遅く到着しても函館から北斗星1号を立席利用することにより無駄を省くことができる。
八戸から特急つがる29号で青森2218着
新潟から特急いなほ7号で青森2201着
青森港2300 函館港0245 道南自動車フェリー7便(1,620円)
青森港2330 函館港0320 青函フェリー15便(1,590円)
函館0447 札幌0918 北斗星1号
?船舶ルート このルートは船室を選択しなければ一番安く北海道に到達できるルートである。しかし、貨物輸送を主眼にダイヤを組んでいるので北海道で宿泊が必要な場合が多い。
新日本海フェリー 舞鶴0045-小樽2045
JRで京都回り特急タンゴディスカバリーが接続がいい。新大阪駅から連絡バスもあり。福知山線経由でも可。
新日本海フェリー 敦賀0115-苫小牧東2030
サンダーバード49号と接続するが早すぎる。急行きたぐには接続しない。大阪から新快速で米原乗換、北陸線普通電車が最適な接続。新快速から米原乗換しらさぎ65号も最適な接続。
新日本海フェリー 新潟1030-小樽0430(新潟発火-日運航)
急行きたぐにと接続。(大阪発月-土乗車)
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