海外オフ会考察第3弾。今日は台北にしましょうか。
日本政府は大陸の中国(中華人民共和国)を国家承認していますので、日本と台湾の間に国交はありません。国交がないので行き来できないということではなく、大使を交換してなく、政府間の公式なやり取りがないということだけです。国交はないのですが、それぞれが民間の代表部的なもの(交流協会)を設置して領事事務は行っていますので、観光や商用で台湾に渡航することに全く不都合はありません。かつては中国の民間機(中国民航等)と台湾の民間機(中華航空・チャイナエアライン)が成田空港に同時に存在することを嫌って、台湾関係のみ羽田空港発着という時期が長く続きました。日本航空が半官半民の時代は、台湾に路線を開設することができず、日本アジア航空という台湾専用の子会社を設立して運航していました。現在はそのような困難もなくなり、日本航空が路線を継承しています。
堅い話はこれくらいにして、台湾は沖縄よりも南なので暑いと一般的に思われがちですが、必ずしもそうとは言い切れません。亜熱帯、熱帯に属する気候区分ですが、標高によっては温帯に属する場所もあります。雪が降ることすらあります。
阿里山森林鉄路(鉄道)は有名で標高2000mを超える標高差を3時間半ほどかけて登る軽便鉄道です。熱帯、亜熱帯、温帯の森林を順次楽しむことができ、路線自体はループ線やスイッチバックもあり鉄道ファンにも有名な鉄道路線です。
台湾には高速鉄道が開業し、日本の新幹線700系電車を基に開発した700T型が走ります。ただ、新幹線システム全体を導入したわけではなく、欧州の技術もミックスして導入したため、高速鉄道システムとしての不具合も多く、安全を担保できないとしてJR東海は保守から撤退してしまいました。700T型の運転訓練をドイツ人技術者がしていたというから滑稽な話です。
食べ物は日本で供される中華料理とはかなり違い、中国の中華料理とも違う、台湾料理です。中国大陸の様々な地方の料理や、日本料理の影響を受け独特の料理なようです。
日本人の台湾への入国に査証取得の必要はありません。出国する予約済み航空券を所持していれば無査証で入国できます。
電源事情は日本とほぼ同じで110V 60Hz。最近の海外対応のACアダプターであれば問題なく使用できます。
海外オフシリーズはこれで最後ですかね。
さぁ、果たして実現するのかどうか…。(^^;)
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