え~い、この際です。海外オフを検証してみましょう。
どこから検証いたしましょうか。時差もなく査証も必要なく、地理的にも近いソウルからにしますか。ソウルは何度も行ったことがあるので、多少は書けます。(^^)
ソウル…大韓民国の首都。町の規模はかなり大きいです。ソウルの端から端までって正直よくわからないくらい大きいです。
交通機関は主に地下鉄とバス。バスはハングルが読めないと使いにくいです。地下鉄は駅ナンバリングがしてあるので、読めなくても大丈夫。駅ナンバリングはソウル地下鉄が発祥です。
韓国の鉄道は国鉄(鉄道公社)と、それに乗り入れる地下鉄1号線は左側通行でその他は右側通行です。国鉄の路線は日本が敷設したので左側通行だということです。右側通行に変えたら全線で信号設備を変えないといけないから無理だったんですね。車も右側通行ですから左ハンドルです。
ソウルは誰が行ってもそれなりに楽しめると思います。
焼肉に限らず、だいたい何を食べても外れません。
女子部には人気の安くて質のいいコスメですね。
男子部は射撃場がありますからワイルドに本物の銃を撃つのもありです。
デパート巡りも楽しいです。大手デパートはたいてい免税店を備えているので、空港じゃなくてもゆっくり免税で買い物ができます。品物は帰路便搭乗前に受け取りです。
ギャンブル好きにはカジノでしょうか。競艇もありますけど、競馬部はあっても競艇部はないですから、まぁ普通にカジノですかね。バカラ、ルーレット、ポーカー…何でもあります。
鉄道ではKTXには一度乗っておくとよいでしょう。在来線を含めて全線が標準軌ですので、新幹線のように全線にわたって専用軌道ではありません。ソウル駅はホームこそ専用ですが、在来線を通って郊外で専用軌道に入ります。そこからが300km/hです。動力集中方式の連接車なので面白い動きをします。在来線の特急列車には全列車ではないですが食堂車、ゲーセン、お一人様用?カラオケボックスまであります。時間はかかりますが面白いです。大陸鉄道のような雰囲気を味わえます。
遊ぶならロッテワールドでしょうか。ちょっと古くなった感は否めませんが…。もう少し新しい所では郊外になりますがエバーランドもあります。
究極は板門店です。ソウルの中心部から専用の観光バスで行きます。日本語ガイドが付くので言葉の心配はいりません。民間人統制線を越えて軍事境界線(軍事分界線)まで行けるのは外国人だからです。途中、国連軍キャンプでブリーフィングを受けますが、付近の軍人さん用売店はすべて免税で、板門店観光客も利用できます。非武装地帯に入る時には前後に国連軍の警護車両が付き、バスには銃を構えた憲兵が警護のために乗り込みます。バスには軍人、軍属ではない非戦闘員の民間人しか乗っていないことを示す白旗が掲げられます。
軍事停戦委員会本会議場の建物内は境界線(会議場中央のマイクラインが境界線)を越えて北の領域にも立ち入ることができます。北側出入り口はもちろん国連軍の兵士が侵入、亡命ができないように(南からは誰もしないけど)見張っています。建物内での撮影は自由です。ただ、建物の外からは北の兵士がのぞいていることがありますけど、外では国連軍兵士(実質は韓国兵)が上段に構えて警護しています。
決して亡命しようとしてはいけません。撃たれます。(笑)
帰りのバスでは緊張感と疲れから全員爆睡です。このツアーは南北間で余程おかしな動きでもない限り、ソウルから日祝以外は毎日出発しています。一応24時間前までに氏名・国籍・旅券番号を通知しないといけないことになっていますが、意外といい加減で、当日に行って空席があったらそのままバスに乗せてくれたことは過去に何度もありました。
旅券必携、100mm以上の望遠レンズは不可、ジーンズ、ミニスカート、ノースリーブ、ミリタリールックは不可とかいろいろ制限はありますが、一度は見ておきたい社会科見学の場所です。ただ、ちょっと最近不穏当な動きがあるので微妙ですが…。
ソウルではなくて釜山でもいいのですが、福岡以外からは交通の便が意外とよろしくないので、今回は割愛します。
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