JR北海道が次のようなリリースを出しました。
道内夜行特急列車の運転終了について
平成20年4月18日
JR北海道では、道内夜行特急列車 「はなたび利尻」・「オホーツク81号・82号」・「まりも」を
観光シーズンや年末年始などに臨時列車として運転しておりましたが、お客様のご利用が減少
傾向にあることから 「はなたび利尻」・「オホーツク81号・82号」については今後運転を行わず
「まりも」についても平成20年夏をもって運転を終了いたします。う~む、ちょっとひどいなぁこのやり方…。
まりもは現在運転しているからいいとして、他の2列車は廃止のリリースもなく「今後運転を行わない」ですか。
利用客の減少は理解できますが、最近はやりのパブリックコメントを求めるとか、なんかやってから廃止してほしいです。
JR北海道の無策ぶりが露呈した形です。確かにまりもはシーズンによって寝台料金を3,000円にしていますが、もっと根本的な問題のような気がします。
ダイヤは現行で使いやすいものでしょうか?座席は現行で満足でしょうか?運行区間は現行でいいのでしょうか?
周遊きっぷやフリーパスの締め出しですかねぇ。
JR東日本が客車部門を完全に廃止するそうですが、確かにジョイフルトレインの客車はすでになく北斗星の半分と、日本海、北陸しかないのでそれも時代の流れのような気がします。
JR北海道はJR東日本べったりですがこれも仕方がないです。JR東日本にかなりの送客を受けていることをJR北海道自ら認めています。しかし、ここまで東日本の真似をすることはないと思うのですが・・・。
財務的に苦しいJR北海道の台所事情はよく理解しているつもりですが、札幌-根室って高速バスもあるようですが、そんなに需要少ないんですかねぇ。
稚内もしかり、網走も需要はないのでしょうか?道内完結のバスとは違う、自家用車とも違う鉄道ならではの付加価値をつけた列車ってできなかったんですかねぇ。
残念です。
今年の元旦に乗車した夜行オホーツクが最初で最後の乗車機会となってしまいました。
今回、「まりも」に乗ればこれも最終乗車機会となりそうです。
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