リリカという薬
昔から坐骨神経痛はあったのですが、立てない、歩けないということはなくそれほどでもなかったのですが、最近ちょっと辛くなってきたので、心臓の薬をもらうときに循環器科の先生に相談しました。
整形外科で原因を見てもらった方がいいということになり、紹介状をもらいとりあえずの対処ということで鎮痛剤をもらいましたが、これがあまり効かず。もっとも循環器科の先生も効けばいいのですけどね程度の処方だったので仕方がありません。
出張で整形外科に行く時間がなかったので、その間はおそらくL4L5間の椎間板ヘルニアが原因だろうと自分で予測し、局所麻酔剤を背中に塗布してしのいでいました。これは劇的に効くのですが、いかんせん注射ではなく経皮吸収なので効く時間が短いという欠点があります。
そして、整形外科に行ってX線撮影。予測とはちょっと違ってL5脊椎と仙骨の間が見事にすり減ってました。
ここのヘルニアが坐骨神経を圧迫して右足に痛みを感じるという仕組みです。
そこで処方されたのがリリカという中枢神経系の疼痛薬です。ロキソニンやボルタレンといった本当のけがによる痛みに対してではなく、神経痛のような間違った痛みの信号をブロックする薬です。
麻酔ほどではなくてもよく効きます。ただ困ったことに副作用も顕著に出るのです。
中枢神経系の薬なので、船酔いのような症状は出ます。そのうち慣れるのかもしれませんが、これは困りものです。
とりあえず2週間分しか処方されなかったので、今度相談してみましょう。